東京鉄女スタイル

東京独女スタイル編集長・東香名子が趣味の鉄道について語るブログです

乗り鉄女子が電車の中でやっていること・6選

乗車距離8000キロを超えた乗り鉄の筆者が、
一番よく聞かれる質問が「電車で何してるの?」です。 
今日は一挙ご紹介します。

何も考えず車窓を見る

何も考えずに車窓を眺める、これに尽きます。
街を離れ、のどかな景色が広がると、すーっと心が洗われます
春は花畑、夏は緑もえる山並み、秋は紅葉、冬は雪景色。
四季折々の景色を楽しめるのは日本ならでは。

景色を楽しむために、ボックス席の窓側はぜひ取りたいですね。
夜はほとんど景色を楽しめないので、暗くなる前に電車を降ります。

通過駅の看板及び道路上の標識を見る 

特急に乗ることも多い筆者。
新幹線など長距離をいく列車は、
「今どの辺を走っているんだろう?」とついつい気になってしまいます。
そんな時に、通過駅の看板を目を凝らして読むと一目瞭然。
動体視力も鍛えられ、「読めたっ!」という二重の喜びが。

また、車窓の道路上の標識で、今どの辺にいるのか知るのも一つの手です。
「鎌倉まで30km」や「右を曲がれば江ノ島」など、
電車の中からも、ドライブをしている気分になりますよね。
あまりやり過ぎると酔いますので、ほどほどに。

トランヴェールを読む

主にJR東日本の新幹線の前ポケットに入っている冊子「トランヴェール」。
車窓が見えない夜や、トンネルが多い地域を走る時の強い味方です。
毎号クローズアップした地域特集しているのですが、
特に美味しいものを紹介しているページを読むとヨダレがじゅっるっと。
次はここに行きたい!という気持ちになります。 

巻末には東日本の路線図付きで、
ついそのページを30分読みふけっている、なんてこともありますよね。

山の中にいる野生動物を見つける

山合いを走る時はご注目。
運が良ければ、野生動物を見ることができます。
筆者は身延線に乗車中、野生の猿を見たことがあります。大興奮でした。

雪原をいく列車に乗ると、
雪の中にポツポツと動物の足跡があるのをよく見ます。
うさぎなのか、きつねなのか・・・
まだその姿を見たことがないので、いつか見られる時が来るといいなぁ 

学生の会話を盗み聞きする

地方の列車をメインで使うのは学生。
朝や夕方に乗ると、ときたま通学中の学生団体に出くわします。
少年少女たちの会話を聞くのもひとつの楽しみです。

好きな人からLINEが来ない話、
EXILEが大好きという話、
部活紹介で新入生歓迎ライブをする話など、
なんとも懐かしい会話が繰り広げられています。
方言を交えた彼らの話はとても心が温まりますよね。

寝に徹する

気持ち良い揺れのリズム、
タタン、タタン、 という優しい音、
窓から入ってくるうららかな日差し。
この3拍子揃えば、眠らない人はいないでしょう。
うっかり、目的の景色を見逃してしまうことも・・・これもまた一興、なのです


東香名子(あずま・かなこ)